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パナソニック、小型軽量なLマウント標準ズーム「LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6」国内発売

ミラーレス構造を生かしたワイド寄りの画角 フィルター径67mm・重量350g

パナソニックは、「LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6」(S-R2060)を7月22日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別7万4,000円。

5月に海外で先行発表された、35mmフルサイズ対応のLマウント標準ズームレンズ。フィルター径67mm・約350gという小型軽量さと、10万円を切る価格が特徴的。広角側の設計に有利というミラーレス構造を生かし、一般的な標準ズームに比べてワイド寄りな広角端20mm始まりとしたという。

AF/MFスイッチを備える。

超広角域の20mmでも周辺まで高い解像性能を持つほか、口径食の影響が少ないボケ味としている。鏡筒仕様は防塵防滴および耐低温-10度。レンズ面の汚れを拭き取りやすいフッ素コートも施した。レンズ内に手ブレ補正機構は持たない。

レンズ構成は9群11枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚、UHRレンズ1枚を含む)。

絞り羽根は9枚羽根(円形絞り)。最小絞りはF22。

最短撮影距離は0.15〜0.40m(広角〜望遠)。最大撮影倍率は0.43倍(26mm時)。

最大径×全長は77.4×約87.2mm。重量は約350g。フィルター径は67mm。

本誌:鈴木誠