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Elinchrom、最大出力522Wsのモノブロックストロボ
背面に液晶ディスプレイを搭載 アンブレラ仕様のソフトボックスも
2020年3月6日 12:46
株式会社テイクは、Elinchrom(エリンクローム:スイス)の新製品として、ストロボ「ELC 125」と「ELC 500」、ソフトボックス「Snaplux」シリーズ2種および、関連アクセサリー「Snaplux Speedring」を発売した。
ELC 125/ELC 500
AC電源専用(100-240V)のモノブロックストロボ。出力は「ELC 125」が最大131Ws、「ELC 500」は最大522Wsとなっており、どちらも最小出力は7Ws。同社ECサイト上の販売価格は、ELC125が税込8万2,500円、ELC500は税込12万1,000円。
リサイクルタイムは、ファスト230V時でELC125が0.06〜0.45秒、ELC 500は0.06〜1.1秒。ファスト120V時はELC125が0.1〜0.8秒、ELC 500は0.09〜1.9秒となっている。
色温度はどちらも最大で5,600K。色の安定性範囲は±150K。
無線制御システム「EL-Skyport」に対応(受信部は内蔵)しており、無線シンクロ・パワー調光に対応する。発信機には「トランスミッター プラス」が利用できる。グループ分けすると本体部分にグループ色が表示される仕組みになっている。
また、ハロゲンランプ(120W)相当の明るさをもつ20WのLEDモデリングランプ(3,000ルーメン、色温度は5,700K、演色性はCRI92)を搭載した。
この他、電源ソケットをOFFにした後で再び電源ソケットをONにした際に、自動的に電源がONになり以前の設定に復帰するAuto-ON機能を備える。
TTLおよびハイスピードシンクロは、発信機にトランスミッター プロを使用することで利用可能となる。なお、TTLは手動ロックを併用することで露出設定が失われることなく、TTLからマニュアルへの移行が可能。ハイスピードシンクロは最大で1/8,000秒に対応する。
このほか背面にコントロールパネルを搭載しており、閃光時間の表示や各設定値のコントロールが可能となっている。
アンブレラの挿入ソケットはヘッドのほぼ中央に位置しており、7mmと8mmのシャフト径に対応している。リフレクターの着脱はクイックロック式。
製品の外形寸法と重量は、ELC 125が23×16.7×26.3cm、2kg。ELC 500は、28×16.7×26.3cm、2.5kg。
Snapluxシリーズ、Snaplux Speedring
アンブレラ仕様のソフトボックス。従来のElinchromソフトボックスシリーズと比べ、より迅速にセットアップが可能になっているという。「Softbox To Go Kit」と「Softbox Portrait Kit」の2種をラインアップしており、同社ECサイトでの販売価格はTo Go Kit が税込3万5,200円、Portrait Kitは3万6,850円。
このほか、ソフトボックスにストロボヘッドを固定するためのスピードリング「Snaplux Speedring」も発売された。同社ECサイトでの販売価格は税込3,850円。
Softbox To Go Kit
55×75cmのRectaboxが2個セットに含まれている。ボックス本体の重量は1.1kg。このほかディフューザー、グリッド、キャリングバッグも、それぞれ2個がセット内容に含まれている。