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フォクトレンダー「NOKTON 21mm F1.4 Aspherical」にVMマウント版が追加
ボケを活かせる大口径広角レンズ レンジファインダーカメラの距離計に連動
2020年1月20日 11:03
株式会社コシナは、フォクトレンダーの交換レンズ「NOKTON 21mm F1.4 Aspherical VM」を2月に発売する。希望小売価格は税別15万円。
ライカMマウント互換のVMマウントを採用する広角大口径レンズ。広角ながらボケを活かした撮影が可能な点を特徴とする。ソニーEマウント用の同名レンズが発売済みで、距離計連動にも対応するVM版が新たに追加となる。
レンズ構成は基本的にEマウント版と共通だが、VMマウント版はライカMデジタルのイメージセンサーに最適化している。非球面レンズの採用で歪曲を抑え、異常部分分散ガラスで色収差を抑えた。フローティング機構の採用により近距離撮影時の画質にも配慮している。
なお、フローティングフォーカス機構の採用はフォクトレンダーのレンジファインダーカメラ用レンズで初だという。
レンズ構成は11群13枚。最短撮影距離は50cm。距離計連動範囲は最短70cm。
最小絞りはF16。絞り羽根は12枚。フィルター径は62mm。
最大径×全長は69.5×69.7mm。重量は480g。
プラスチック製の角形バヨネット式フードが付属する。