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キヤノン、スポーツ報道向けの「ロボティックカメラシステム」
静止画を遠隔撮影 EOS-1D X Mark IIIなどに対応
2020年1月14日 14:06
キヤノンは、静止画撮影用のリモート制御ソリューション「ロボティックカメラシステムCR-S700R」を2月下旬に発売する。業務用製品のため個別見積もりとなるが、想定価格は税別385万円(リモート雲台とゲートウェイ装置)。
レンズ交換式カメラを遠隔操作し、静止画撮影を行うためのシステム。スポーツをはじめとする報道現場において広がりをみせているというリモート撮影技術について、世界各国・地域のニーズをくみ取りながらキヤノンが開発したという。2019年9月に開発発表していた。
本製品は静止画撮影に特化したことで筐体を小型軽量とし、複雑でかさばりやすい有線接続を簡素化するゲートウェイ装置(CR-G100)や、1人のオペレーターが複数台のカメラを操作できる別売ソフトも用意した。
別売のカメラリモートアプリケーション「CR-A100」を使用すると、複数のカメラをPCから遠隔操作し、ライブビュー画像の表示や、指定した複数カメラによる同時撮影が可能となる。
1月7日時点の対応製品は、EOS-1D X Mark III、EOS-1D X Mark II、EF11-24mm F4L USM、EF16-35mm F2.8L III USM、EF24-70mm F2.8L II USM、EF70-200mm F2.8L IS II USM、EF24-105mm F4L IS II USM、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM。