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モジュール式アクションカメラ「Insta360 ONE R」

ライカとInsta360が提携 1型センサーモジュールを共同開発

ライカカメラ社は1月7日、360度カメラやアクションカメラを手がけるInsta360との提携を発表。最初の共同開発製品として、Insta360のアクションカメラ「Insta360 ONE R」用モジュール「1-Inch Edition」が登場する。

ライカが持つ光学とデジタルイメージングの専門知識をもとに、同社が「ソフトウェア分野、特に360度撮影に関してとても高いレベルのノウハウを持つ」と評するInsta360をパートナーとして、新たな商品セグメントを展開する。

Insta360 ONE R 1-Inch Editionは、1型センサーと35mm判換算14.4mm相当の広角レンズ「SUPER-ELMAR-A 1:3.2/14 ASPH.」を搭載するカメラモジュール。5.3K動画を記録できるアクションカメラで、"ジンバルフリー"を謳うFlowState手ブレ補正機構を備えている。カメラモジュールをデュアルレンズ式の360度カメラに取り替えることで、360度の動画記録も可能としている。

そのほか、2つの4K広角レンズからなる「3Dモジュール」や「大容量バッテリーベース」が2月発売と予告されている。

Insta360 ONE Rのモジュール構成

価格は、ライカ共同開発モジュールを組み合わせた「1インチ版」が税込6万8,200円。交換用の「360度デュアルレンズモジュール」は税込2万4,200円で単品購入できる。本稿執筆時点での出荷予定は「20営業日以内(土日祝日除く)」となっている。

本体となる「Core」
カメラモジュールの端子部分

本誌:鈴木誠