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業務用CFexpressメモリカードが提供開始

8K動画、ドローン、カジノゲーミング用途に

Innodiskは、最大2GB/sの転送速度を特徴とするCFexpressメモリカードの提供を12月3日より開始した。

Type Bのフォームファクタで提供され、最大512GBまでの容量をラインナップするCFexpress。また、NANDには工業用グレードのMLCと3D TLCの2種類を用意する。

同社によると、8K/6K解像度のカメラ、4K解像度のドローン、カジノゲーミングデバイスおよび、エッジコンピューティングデバイスといった、高いリード/ライト性能を必要とするアプリケーションが開発向けに同製品を提供するという。

また、PCI Express 3.0 x2インターフェイスを採用し、容易なリムーバブル性・ホットスワップ性も維持。エッジサーバー、ルーターやそのほかのネットワークインフラストラクチャといった、頻繁にソフトウェア/プログラムの更新を必要とする分野向けにおいても利便性を高めている。

さらに、物理スイッチとソフトウェア両方で書き込み禁止設定が可能。改ざん被害を受けやすい、ハイエンドカジノゲーミングデバイスといった分野にも適しているという。

同社では、5Gネットワークの導入とともに、市場の拡大を目指す。

CFexpressは、XQDとCFastを統合して生まれたメモリーカードの規格。2月28日に策定されたCFexpress 2.0において、Type A、Type B、Type Cの3タイプが規定されている。現行機種では「LUMIX S1R」「LUMIX S1」が対応。「Nikon Z 7」「Nikon Z 6」も対応を表明してる。開発中の「EOS-1D X Mark III」も採用の予定。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。