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キャリブレーションツール「ColorMunki」が「i1Display Studio」に
プロ向け「Pro PLus」も同時リリース
2019年11月25日 10:30
ビデオジェット・エックスライト株式会社は、「i1Display Studio」と「i1Display Pro Plus」の発売を開始した。
本製品は、ディスプレイ、ノートブック、プロジェクターのキャリブレーションに対応し、プロファイルを作成できるディスプレイ キャリブレーションツール。
別売のカラーチェッカーを利用し、RAW撮影後にTIFFからICCカメラプロファイルを作成可能。また、RAW撮影後にDNGカメラプロファイルの作成にも対応する。
また、ノートPCに外部モニターを接続した環境で両方の調整が可能なほか、専用Appとセンサーによる測色により、モバイルデバイス(スマートフォン・タブレット)のキャリブレーションが可能。
プロ向けラインのi1ファミリーに加わる新しい製品で、ソフトウェアはi1Profilerのプラットフォームを採用している。
i1Display Studio
「ColorMunki Display」の後継機。CG・Webクリエーターやコミック作家、写真愛好家をターゲットとしており、カラーマネージメント初中級者向けの製品となる。
価格はオープン。店頭予想価格は税別2万3,800円前後の見込み。
i1Display Pro Plus
フォトグラファーやビデオグラファーまたは、映像愛好家などを対象とするプロフェッショナル向けの製品。
パントンカラーライブラリから選んだカラーパレットを、QuoarkXPressやAdobe CreativeSuiteなどのデザイン用ソフトウェアのカラーライブラリに書き出すことが可能な「Pantone Color Managerソフトウェア」に対応。
また、i1Display Studioでは、モニタ輝度最大1,000nitsまでの対応となるが、i1Display Pro PlusではHDRに対応し、2,000nitsまでに対応した。
加えて、BT.1886のガンマ特性をサポートする。
価格はオープン。店頭予想価格は税別3万9,800円前後の見込み。