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蔵CURA、1液で現像処理が完了できる現像液

モノクロフィルムの現像を手軽に

3i株式会社は、蔵CURAブランドで展開する蔵セレクションの新製品として、1液タイプの現像液「MONO BATH」(MB500)を11月20日に発売した。価格はオープン。実勢価格は税込5,390円。

本製品は、1液で現像・停止・定着まで行える現像液。

AとB液を1:1で調合し、18~24度の液温で撹拌しながら約8分で現像が完了可能。また、液剤をタンクに戻したら、水洗するだけでフィルムが取り出せる。

A液とB液はそれぞれ500mlあり、合計1Lの容量となる。なお、調合済みの薬液で15本まで現像できる。

同社によると、排液量も少なくニオイもほとんどないため、手軽にモノクロ現像が楽しめるほか、現像依頼するよりもコストを大幅に抑えられるという。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。