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ケンコー・トキナー、オートバウンス機能搭載ストロボにキヤノン用を追加

クリップオンタイプ 光学式・電波式通信に両対応

株式会社ケンコー・トキナーは、自動でバウンス角度を調整してくれるクリップオンストロボ「AIフラッシュ AB600-R」のキヤノン用を9月28日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別4万5,000円前後の見込み。

ストロボ側でバウンス角度を自動測定する「オートバウンス機能」を搭載したクリップオンストロボ。2019年3月に開催されたCP+2019で展示され、ニコン用が5月に発売されていた。

設定できるバウンス角度は上と左右の3方向。被写体に向けてストロボのオートバウンスボタンを押すことで、自動でバウンス角度が計測されて発光方向がセットされる。

このほか、オートで計測されたバウンス角度をカメラの横位置・縦位置が切り替わっても維持できる「アングルロック機能」を備えている。ロックの切り替えはワンボタンでオン/オフできる。

通信方式は、光学式と電波式(2.4GHz帯の無線電波を使用)に対応しており、複数台による多灯撮影やオフカメラ撮影も可能となっている。

最大ガイドナンバーは60(ISO 100、200mm時)。電源には単3形を4本使用する。リサイクルタイムは3.5秒(アルカリ電池使用時)。

主な仕様

最大ガイドナンバー:60(ISO 100、200mm時)
ズームレンジ:20〜200mm(ワイドパネル使用時:18mm)
無線通信方式:光学式、電波式(2.4GHz帯)
発光部回転角度:水平-180〜180度・垂直0〜120度
リサイクルタイム:3.5秒(アルカリ電池使用時)
電源:単3形乾電池4本(アルカリ/ニッケル水素)
外形寸法:80×62×196mm
質量:470g(電池含まず)

本誌:宮澤孝周