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エプソン、カラリオ6モデルを新型へ 新スマホアプリに対応
A3対応品もアップデート
2019年7月25日 11:59
エプソンは7月25日、家庭用インクジェットプリンター「カラリオ」の新モデルを発表した。8月1日より順次発売する。価格はオープン。
いずれも既存ラインナップの強化、置き換えモデル。写真画質と低ランニングコストを特徴とする「カラリオV-edition」は今回の製品アップデートに含まれていない。
全機種で10月にリリースされる予定のスマートフォン用新アプリ「Epson Smart Panel」に対応。スマートフォンをプリンターのリモコンにするような操作系のアプリで、これまで個別のアプリで対応していた機能を集約しているのも特徴だ。
また、「オートファイン!EX」（写真を自動で判別してきれいなプリントに仕上げる機能）に「逆光モード」が追加された。これまでも逆光で暗くなった被写体を明るくする機能はあったが、よりきれいに補正するという。
EP-982A3
カラリオで唯一A3プリントに対応するモデル。前モデルのEP-979A3は、家庭より小規模オフィスなどでの利用が見られるという。新モデルではWi-Fi機能が2.5GHzに加えて5GHzの周波数に対応した。
インクは6色染料（ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタ）。
自動両面印刷、交換式メンテナンスボックスなどに対応。スキャナーによるコピーは引き続きA4まで。
外形寸法は479×356×148mm（収納時）。質量は約8.5kg。
店頭予想価格は3万円台前半（税別）。
EP-882AW/AB/AR
6色染料インクに対応したA4対応スタイリッシュモデル。EP-881A系の後継にあたる。4.3型タッチパネルなど主な特徴は共通。
なお、前モデルにあったカラー「ニュートラルベージュ」がなくなった。
外形寸法は349×340×142mm（収納時）。質量は約6.8kg。
店頭予想価格は3万円台前半（税別）。
EP-812A
2.7型液晶ディスプレイを採用するA4対応6色染料モデル。従来のEP-811A系の後継と目される。
上位モデルに対し、交換式メンテナンスボックスが省略されているなどの違いがある。
外形寸法は390×339×141mm（収納時）。質量は約6.8kg。
店頭予想価格は2万円台中盤（税別）。
EP-712A
6色染料インク、A4対応、1.44型液晶ディスプレイのモデル。EP-711Aの後継。
外形寸法は390×338×163mm（収納時）。質量は約5.9kg。
店頭予想価格は1万円台後半（税別）。
EW-452A
染料3色（シアン、マゼンタ、イエロー）＋顔料1色（ブラック）のA4対応モデル。
上位モデルに対し、メモリーカード対応なども省略されている。自動両面印刷は可能。交換式メンテナンスボックスも備えている。
外形寸法は375×300×170mm（収納時）。質量は約4.3kg。
店頭予想価格は1万円台前半（税別）。
EW-052A
EW-452Aと同じインク構成の低価格モデル。
今回発表の製品で唯一液晶ディスプレを備えていない。これまで液晶ディスプレイのないモデルはボタンを押す回数などでモードを変更していたが、スマートフォンからの操作が新アプリでやりやすくなることで、操作性の向上に期待がかかる。
EW-452Aに対し、自動両面印刷が省略。
外形寸法は390×300×146mm（収納時）。質量は約4kg。
店頭予想価格は1万円以下（税別）。