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ケンコー、星景写真向け角型ソフトフィルターに130mmサイズを追加

風景はシャープに描写 星のみぼかしたい場合に

株式会社ケンコー・トキナーは、星景写真向けの角型フィルター「Kenko ハーフプロソフトン(A)」の新サイズとして130×170mmを追加し、6月14日に発売する。

本製品は、フィルターの半分だけにソフト効果がある角型フィルター。既存ラインナップとして、100×125mmを2018年5月23日に発売していた。

ソフトフィルターを使い、星をにじませて大きく描写する手法があるが、一般的な丸型のソフトフィルターでは画面全体にソフト効果がかかるため、星景写真では星だけでなく風景もソフトな描写になる。そこで「風景はシャープなまま、星だけをにじませたい」という要望に応えるため、ハーフプロソフトンを開発したという。

同社では、天の川を入れた星景写真などにオススメだとしている。

なお取り付けには、別売のCokin XLサイズ(X-PRO)フィルターホルダーとX-PROシリーズアダプターリングを使用する。

また、前玉が出ている超広角レンズなど、フィルターネジのないレンズで使用するには、Cokinユニバーサルリング[X499N] を使用してフィルターホルダーを取り付ける必要がある。

主な仕様

外形寸法

130×170mm

厚み

2.3mm

適合するフィルターホルダー

Cokin EVO フィルターホルダーXL [BXE01]
Cokin X-PRO フィルターホルダー [B100A]

希望小売価格

税別4万2,800円

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。