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カールツァイス、大口径MF単焦点レンズ「Otus 1.4/100」
シリーズ第4弾は中望遠の100mm
2019年5月17日 15:44
コシナは5月17日、カールツァイスブランドの交換レンズ「Otus 1.4/100」を6月に発売すると発表した。キヤノンEFマウント用(ZE)とニコンFマウント用(ZF.2)をラインアップする。いずれも希望小売価格は税別63万円。
35mm判フルサイズのイメージサークルに対応した、焦点距離100mmの単焦点マニュアルフォーカスレンズ。これまでのOtusシリーズ同様“妥協のない性能”を示すアポクロマート設計となっており、非球面レンズおよび特殊ガラスを使用している。これらによりカラーフリンジや色にじみなど、考えうるほとんどすべての収差を抑制しているという。
レンズ構成は非球面レンズ1枚を含む11群14枚。絞り値はF1.4〜F16。円筒形フードが付属する。
なお、同じ中望遠レンズとしては85mmの「Otus 1.4/85」もあるが、目指している描写傾向はOtusシリーズで基本的に共通しており、必要とするワーキングディスタンスやボケ量の違いで焦点距離を選べるようにしているという。
焦点距離
100mm
絞り値
F1.4〜F16
レンズ構成
11群14枚
最近説範囲
206×309mm
最大撮影倍率
1:8.6
フィルター径
86mm
質量
キヤノン用:1,350g
ニコン用:1,310g
外形寸法(最大径×全長)
キヤノン用:100.7×128.8mm
ニコン用:100.7×126.3mm