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ワコム、ペンタブレット「Intuos Pro」にフォトレタッチ向け小型版

B5版程度までに小さく

株式会社ワコムは、ペンタブレット「Wacom Intuos Pro」シリーズの新サイズ「Wacom Intuos Pro Small」(PTH460K0D)を5月16日に発売する。また、5月9日に予約販売の受け付けを開始する。

現行品である「Intuos Pro small」(PTH-451)と比べ、読取範囲が広がり(157×98mmから160×100mmへ)、外形寸法は約31%縮小(320×208×12mmから269×170×8.4mmへ)された。広い面積が有利となるイラスト制作などに対し、細かい部分の修正が目的のフォトレタッチでは十分なサイズ。小型化したことで、スタジオなどへの持ち込みニーズにも応える。

さらに、Bluetooth機能を搭載し、ワイヤレスキットなしで無線接続が可能になった。「Wacom Pro Pen2」に対応し、筆圧レベルも2,048レベルから8,192レベルへと大幅に向上している(エアブラシ、アートペン、クラシックペン、プロペン、グリップペンは利用可能だが、対応筆圧は2,048レベルとなる)。

なお、紙に描いたスケッチを電磁ペンでなぞってデジタル化するPaper Editionには非対応。

主な仕様

外形寸法

269×170×8.4mm

読取範囲

160×100mm

筆圧レベル

8,192レベル

販売価格

税込2万9,160円

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。