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バッテリーグリップつきのEOS Rに対応したL型プレート

アルカスイス互換 バリアングルモニターとの干渉もなし

株式会社トリンプルは、Markinsの新製品として、キヤノンのミラーレスカメラ「EOS R」用L型プレート「マーキンス LC-R1G SET キヤノン EOS R + BG-R22 用 L-プレート」を3月22日に発売した。

本製品は、EOS Rに専用のバッテリーグリップ「BG-E22」を装着した状態で利用できるアルカスイス互換のL型プレート。滑らかなラウンド加工や硬質アルマイト(ハードアノダイジン)加工による高い耐磨耗性、高級感のある艶消し仕上げが特徴だという。

L型プレートは、正位置でのみ雲台に装着できるカメラプレートに対して、縦位置でも正位置でも装着できるようになる撮影補助アイテム。

一般的なカメラプレートを使用して縦位置にする場合は、雲台を90度傾ける必要があるが、L型プレートを利用すれば、雲台のポジションを調節するかわりに、カメラを縦位置にして雲台に装着し直すだけで対応できるようになる。

また、雲台を90度傾けると、カメラやレンズの重心が三脚の中心軸から横にズレ、三脚の安定性が低下するといったことを防ぐことが可能。

なお、他のL型プレートとは異なり、正位置での装着溝方向と縦位置での装着溝方向が異なるために光軸が90度変わってしまうが、EOS Rのバリアングルモニターが干渉することなく使用できる設計になっている。

主な仕様

外形寸法

100×79×119mm

重量

125g

希望小売価格

オープン
@@size|85|店頭予想価格:2万7,000円(税込)

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。