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マンフロットのトラベル三脚「befreeアドバンス」にカーボンタイプ
縮長43cm・耐荷重10kgのハイエンドモデルも
2018年9月19日 14:05
ヴァイテックイメージング株式会社は、トラベル三脚「befree」シリーズの新モデル4製品を10月3日に、befree用アクセサリーの「ショートセンターポール」を11月下旬に発売する。
befreeシリーズは、脚が雲台を包み込むように反転して、コンパクトに持ち運べるトラベル三脚。2013年に初代が登場し、縮長40cmのコンパクトさを特徴としていた。
2018年3月発売の「befreeアドバンス」では、脚パイプの根元となる本体部分(スパイダーとも呼ぶ)の剛性アップなどにより、縮長40cmのまま耐荷重が4kgから8kgにアップした。開脚ロック機構の使い勝手などにも改良が加えられている。
今回追加される「befreeアドバンス カーボン」は、befreeアドバンス(自重1.49kg)の脚パイプをアルミからカーボンに変更。縮長41cm・耐荷重8kgで、自重を1.25kgと軽量にした。
いずれも雲台とキャリングケースが付属する。
befreeアドバンス カーボン T 三脚キット(MKBFRTC4-BH)
カーボンパイプの4段三脚。最大パイプ径は21.7mm。ツイストロック(ナットロック)式のみ用意する。希望小売価格は税別5万2,500円。
開脚ロックは3段階。アクセサリー接続用のイージーリンク(3/8"メスネジ)が備わる。
ボール雲台MH494-BHが付属する。プレートは200PL-PRO。
全伸高は150cm、伸高は127cm、縮長は41cm、最低高は41cm。自重は1.25kg。最大耐荷重は8kg。
befree live カーボン T 三脚ビデオ雲台キット(MVKBFRTC-LIVE)
ビデオ用のフルード雲台とレベリング機構を装備した「befree live」に加わるカーボンパイプモデル。脚径は21.7mm。アルミモデルの1.64kgから1.38kgに軽量化した。希望小売価格は税別5万7,500円。
主な特徴はアルミモデル(MVKBFRT-LIVE)と同様。ツイストロック式で、開脚ロックは3段階。3/8"メスネジのイージーリング機構を備える。
付属雲台はMVH400AH。プレートは501PL。
全伸高は150cm、伸高は129cm、縮長は41cm、最低高は41cm。自重は1.38kg。最大耐荷重は4kg。
befree GT アルミニウム T 三脚キット(MKBFRTA4GT-BH)
「プロユースにも耐えうるハイエンドトラベル三脚」として加わるアルミ4段三脚。befreeアドバンスより脚径が太く、本体部も強化されている。希望小売価格は税別4万円。
大型の雲台が付属し、プロ用のデジタル一眼レフカメラや、ハイエンドミラーレスカメラに望遠レンズを装着した時などでも安定して撮影できるという。脚径は26mm。
ボール雲台MH496-BHが付属する。プレートは200PL-PRO。
全伸高は164cm、伸高は140cm、縮長は43cm、最低高は43cm。自重は1.85kg。最大耐荷重は10kg。
befree GT カーボン T 三脚キット(MKBFRTC4GT-BH)
カーボンパイプを採用し、自重をアルミパイプの1.85kgから1.55kgに抑えたモデル。脚径は25.3mm。希望小売価格は税別6万7,500円。
全伸高は162cm、伸高は138cm、縮長は43cm、最低高は43cm。
10kgの最大耐荷重など、そのほかの仕様はアルミモデル(MKBFRTA4G1-BH)と同様。
befree用ショートセンターポール(BFRSCC)
befreeシリーズの三脚に標準装備されているセンターポールから交換することで、ローアングル撮影を可能とする。これまでのbefreeシリーズ内で「befree one」のみ非対応。希望小売価格は税別3,600円。
高さは8.5cm、自重は50g。上端が3/8"オスネジになっている。