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焦点工房、七工匠 7ArtisansのAPS-C用12mm F2.8レンズ

Mマウント用の「35mm F2」も

七工匠 7Artisans 12mm F2.8(ブラック)

株式会社焦点工房は8月8日、七工匠(しちこうしょう)7Artisansのマニュアルフォーカスレンズ「七工匠 7Artisans 12mm F2.8(ブラック)」と「七工匠 7Artisans 35mm F2(ブラック)」の2種を発売した。

七工匠 7Artisans 12mm F2.8(ブラック)

APS-Cフォーマットに対応する超広角のマニュアルフォーカスレンズ。35mm判換算で18mm相当。APS-C用12mmとしては世界最小サイズとしている。希望小売価格は税別29,000円

レンズ構成は8群10枚(⾮球⾯レンズ1枚)。歪曲収差を徹底して抑えることで中心から周辺まで高い解像力を保つとしており、風景や建築物、狭い室内での撮影などに幅広く活用することができるという。

外装にはアルミニウム合金を使用。ピント調整時に全体の⻑さが変わらないインナーフォーカスを採用している。また、絞りリングはクリック感のない無段階式となっており、動画撮影にも配慮した。

対応マウントはキヤノンEF-M、ソニーE、富士フイルムX、マイクロフォーサーズ。なお、フィルターは装着不可となっている。

最短撮影距離は0.2m。最小絞りはF2.8。絞り羽根は7枚。

最大径×全長は63×67mm。重量は約290g。

※装着イメージ。

七工匠 7Artisans 35mm F2(ブラック)

35mmフルサイズのイメージサークルに対応する、ライカMマウント用のマニュアルフォーカスレンズ。希望小売価格は税別42,000円。

レンズ構成は5群7枚(⾼屈折低分散ガラスレンズ1枚)のゾナータイプ。意図的に収差を残すことで個性を与えた。コンパクトなサイズと人間の⾃然な視覚に近い画⾓により、さまざまな被写体をカバーできるとしている。外装にはアルミニウム合金を使用している。

最短撮影距離は0.7mで、絞り羽根は10枚。

最大径×全長は53×45mm。重量は約200g。

七工匠 7Artisans 35mm F2(ブラック)

※装着イメージ

本誌:宮澤孝周