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富士フイルム「GFX 50S」の最新ファームウェアが公開

新レンズGF250mm F4に対応 フリッカー低減など追加機能も

富士フイルムは5月30日、ミラーレスカメラ「FUJIFILM GFX 50S」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は3.10。

5月下旬の公開を予告していた機能拡張ファームウェア。予告されていた機能のうち、「フォルダー選択・フォルダー作成機能」は6月中旬公開予定のVer.3.20で搭載されることとなった。

バージョン3.10の変更内容(引用)

・フジノンレンズ GF250mmF4 R LM OIS WRに搭載された新機能に対応
新「フジノンレンズ GF250mmF4 R LM OIS WR」に搭載された新機能に対応し、フォーカスプリセット機能や鏡筒の先端4カ所に配置したフォーカスコントロールボタンでフォーカスロックやオートフォーカス動作が可能となります。

・フリッカー低減機能追加
フリッカー低減は、蛍光灯や水銀灯など照明のちらつきがある不安定な光源下での連写撮影でも安定した露出を実現し、インドアスポーツの撮影などで威力を発揮します。

・撮影モード時の情報表示内容の拡大表示とカスタマイズ設定できる情報表示拡大モード(EVF/LCD)追加
撮影モード時に表示されるGUIアイコンや情報表示をLCD、電子ビューファインダーそれぞれで拡大表示できます。拡大表示時に撮影モード画面内に表示する情報をカスタム設定することができます。

・35mmフォーマットモードのFnボタン割り当て追加
35mmフォーマットモードをお好きなFnボタンに割り当てることでより簡単に機能を切り替えることができます。

・カメラ設定の保存・読み出し機能にカスタム登録/編集の設定内容を追加
無償ソフトウエア「FUJIFILM X Acquire」(Ver.1.7以降)を介して、USB接続によるPC上でのカメラ設定の保存・読込み機能において、カスタム登録/編集で設定した内容も保存・読込みができるようになりました。

本誌:鈴木誠