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シグマのRAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」が更新

"事前現像"で高速化 トーンカーブエディターや画像比較機能も

シグマは4月25日、同社カメラ用のRAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro 6.6.0」を公開した。

更新内容はWindows/Mac版で共通(以下はシグマWebサイトより引用)。

・dp Quattroシリーズおよび、sd QuattroシリーズのRAWデータ(X3Fファイル、X3Iファイル)をメインウインドウで表示中に一部の現像処理をあらかじめ行う事で、レビューウインドウの画像表示や、画像の保存等の速度の高速化を図る「事前現像」機能を搭載しました。
・調整パレットに画像の部分的なトーンを調整することができる「トーンカーブエディター」を追加しました。 ※
・クイックチェックモードに画像比較機能を搭載し、クイックチェック表示枠に二枚の画像を表示し、画像の比較ができるようになりました。
・レビューウインドウで表示した画像のクリックした位置を中心に等倍表示することができるようになりました。
・画像に1から5のレート設定ができる、「レーティング機能」や、5色の色から色分けできる「画像のラベル機能」を搭載しました。
・ディテールスライダーの効果を改善しました。 ※
・「設定一括変更」ウインドウに、各項目を一括で選択する「全選択」ボタン、一括で解除できる「全解除」ボタンを追加致しました。

※ dp Quattroシリーズおよび、sd QuattroシリーズのRAWデータ(X3Fファイル、X3Iファイル)のみ

Windows版は本バージョンよりWindows OS 64bit版のみとなり、32bit版のWindows OSでは使えなくなる。

本誌:鈴木誠