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富士フイルム、デジカメ用ACアダプターの一部を無償交換
ひび割れ、脱落などの恐れ 感電に至る可能性も
2018年1月12日 12:24
富士フイルム株式会社は1月11日、デジタルカメラ用ACパワーアダプターの一部に、「ひび割れが生じる」「破損して脱落する」などの恐れがあると告知した。対象製品の無償交換を行う。
一部の製造ロットの製品において強度不足が判明したため。コンセントを抜き差しする際、過度な力がかかるとひび割れや破損による脱落が起きる可能性があるという。場合によっては感電の恐れもあるため、富士フイルムでは決して使用しないよう呼びかけている。これまでに6件のひび割れ、または破損が確認された(感電事故は発生していない)。
対象となる可能性があるのは、
FUJIFILM X-A3(2016年販売)
FUJIFILM X-A10(2016年販売)
FinePix XP90/XP90H/XP95(2016年販売)
FinePix XP120/XP125(2017年販売)
に同梱されていたACパワーアダプター「AC-5VF」。コンセントに差し込むプラグ部分が取り外せるタイプの製品だ。
上記のうちX-A10、XP90H/XP95、XP125は海外専用モデル。なお、FUJIFILM X70に同梱されているAC-5VFに問題はない。また、似たような形の「AC-5VT」にも不具合は生じていない。
同社の告知ページでは、シリアル番号の入力で対象の製造ロットの製品かを確認できるフォームが設けられている。該当する場合は無償交換が適用される。