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富士フイルム、「FUJIFILM X-A10」を海外で発表

16Mセンサーの入門機 180度チルト液晶モニター搭載

富士フイルムは12月1日、ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-A10」を海外で発表した。国内での発売は未定。

Xシリーズのうち、エントリー向けのX-Aシリーズの新モデル。これまでのX-Aシリーズ同様、X-Trans CMOSセンサーではなくベイヤータイプのカラーフィルターを使用したAPS-CサイズのCMOSセンサーを搭載している。現行のX-Aシリーズとしては有効2,420万画素の「FUJIFILM X-A3」があるが、本機は有効1,630万画素となっている。

液晶モニターは約104万ドットの3型で、X-A3と同じくセルフポートレートのために前側に180度チルトできるタイプを採用した。ただしX-A3と違い、タッチパネルではない。

連写速度は最高約6コマ/秒。最高感度はISO6400、拡張時は最高ISO25600となっている。フルHD動画も撮影可能。

外観はレトロ調のスタイルを採用し、2つのコマンドダイヤルも備える。無線LAN機能も利用できる。内蔵ストロボを搭載する。ホットシューは非搭載。

記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。バッテリーはリチウムイオン充電池「NP-W126S」。撮影可能枚数は約410枚。

外形寸法は116.9×67.4×40.4mm、バッテリーとメモリーカードを含む重量は約331g。