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タムロン、大口径標準ズームレンズ「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2」を発売

デュアルMPUで高速AFと5段分の手ブレ補正を実現

株式会社タムロンは、「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2」(Model A032)のニコン用を8月2日に、キヤノン用を9月2日に発売する。希望小売価格は税別15万円。

35mmフルサイズ対応の大口径標準ズームレンズ。2012年に発表・発売した「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD」(Model A007)の後継モデルとなる。35mmフルサイズ対応の24-70mm F2.8レンズとして最高レベルという、シャッタースピード5段分の手ブレ補正効果を実現した。

新たに採用した「デュアルMPU」で、AF精度・速度を向上。通常はひとつのMPU(マイクロプロセッサ)でAFと手ブレ補正の制御を行うところ、本レンズでは2つのマイクロプロセッサで分担しているという。

また、従来モデルにはなかったナノテクノロジーのeBANDコーティングや、レンズ前面への防汚コートを採用。フードのロック機構も備えた。鏡筒は簡易防滴構造。

コーティングなどを除いたレンズ構成は従来モデルを継承。最短撮影距離は0.38m。フィルター径は82mm。絞り羽根は9枚(円形絞り)。ニコン用も電磁絞りを採用。

最大径は88.4mm。全長と重量は111mm・905g(キヤノン用)、108.5mm・900g(ニコン用)。

別売アクセサリー「TAP-in-Console」との組み合わせで、ピント位置の微調整、手ブレ補正のモード選択などをパソコンから行える。

本誌:鈴木誠