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LUMIX GX7 Mark IIに「フォーカス合成」が追加

タッチ操作で指定範囲を合成できる

パナソニックは9月28日、「LUMIX GX7 Mark II」(DMC-GX7MK2)の最新ファームウェアVer.1.1を公開した。予告していた「フォーカス合成」機能などが加わる。

ピント位置を少しずつずらしながら自動撮影し、ピントを合わせる被写体を撮影後に変えられる「フォーカスセレクト」の発展機能。複数写真を合成してピントが合って見える範囲を広げる機能で、海外では「フォーカススタッキング」の名称で予告されていた。

合成方法は「自動合成」もしくは、タッチ操作で指定した範囲のピント位置の写真を用いる「指定範囲合成」を選べる。手ブレによる画像のずれも自動調整するという。新機能についてはPDFで追加マニュアルが用意されている。

そのほかの変更内容として、フォーカスブラケット撮影時にブラケット順序と補正幅を選べるようになったほか、内蔵フラッシュ時に発光禁止モードを選べるようにした。

LUMIX GX7 Mark IIは、内蔵EVF、低振動になったシャッターユニット、光学ローパスフィルターレスの有効1,600万画素センサー、Wi-Fi機能を搭載するミラーレスカメラ。階調の豊かさを特徴とする新モノクロモード「L.モノクローム」の搭載も特徴。発売は5月18日。実勢価格はボディ単体で税込8万8,000円前後。