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Kodakの「4K対応360度カメラ」が参考出品

235度/155度の前後レンズ 90倍ズーム機の展示も発見

フォトキナ2016に展示されていた、JK Imagingが製造するコダックブランドのデジタルカメラ新製品についてお届けする。

同社がコダックブランドを使うようになったのは4年前。PIXPROシリーズとしてコンパクトデジタルカメラや高倍率ズームカメラに加え、2年前にはマイクロフォーサーズカメラもリリースしている。日本ではマスプロ電工が代理店となっているが、本稿で紹介する2製品について日本での取り扱いに関する情報はない。

4KVR360 CAMERA

防塵防滴・耐衝撃・耐低温性能を持つVRアクションカム。全天球カメラは前後に同じレンズを2つ組み合わせたものが多いが、この機種では235度と155度の異なる画角を持つレンズを前後に組み合わせたのが特徴。

イメージセンサーは約2,000万画素のものを2つ搭載。4K記録に対応するが、最高記録解像度でのスティッチングはPCで行う必要がある。Bluetooth/Wi-Fi/NFCに対応し、iOS/Androidアプリを用意する。

最終の製品発表ではなく、詳細仕様や価格は未定。

PIXPRO ASTRO ZOOM AZ901

「AZ901」は、高倍率ズームのASTRO ZOOMシリーズにおける最高ズーム倍率となるモデル。90倍ズームレンズを搭載し、35mm判換算22-1,980mm相当の画角が得られる。価格は499ユーロ。

ワイド端
テレ端
「×90.0」のズーム位置表示が誇らしい

イメージセンサーは有効2,000万画素の裏面照射型CMOS。EVFやWi-Fi機能を内蔵している。

既存の65倍ズームモデルAZ652(右)と比較