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ソニー、クリップオンフラッシュ用の電波式ワイヤレスシステム

コマンダーとレシーバーを発売 撮影エリアは約30m

電波式ワイヤレスコマンダー「FA-WRC1M」(左)と電波式ワイヤレスレシーバー「FA-WRR1」(右)の使用例

ソニーは9月16日、αシリーズのクリップオンフラッシュで使用できる電波式ワイヤレスシステムを発表した。

電波式ワイヤレスコマンダー「FA-WRC1M」と、電波式ワイヤレスレシーバー「FA-WRR1」からなるシステムで、ソニーの現行フラッシュに対応する。電波式なので、赤外線式よりも撮影可能エリアを広くとれると同時に、コマンダーとレシーバーの間に障害物があっても使用が可能だ。

この2つをペアリングすることで約30mの遠隔発光・操作が可能になる。最大5グループ、15台までのフラッシュをワイヤレスで制御可能。ペアリングはコマンダーとレシーバーを1m以内に近づけて、3ステップで完了するという。

フラッシュ同調速度1/250秒、ハイスピードシンクロ撮影にも対応する。

また、マルチ端子用接続ケーブル「MVC-MM1」でカメラとレシーバーを接続すれば、最大15台のカメラによる同時撮影が可能になる。

税別での希望小売価格は、コマンダーのFA-WRC1Mが3万8,000円、レシーバーのFA-WRR1が2万3,000円、マルチ端子用接続ケーブルVMC-MM1が3,300円。いずれも発売時期は9月下旬。

電波式ワイヤレスコマンダー「FA-WRC1M」
電波式ワイヤレスコマンダー「FA-WRC1M」
電波式ワイヤレスコマンダー「FA-WRC1M」使用例
電波式ワイヤレスレシーバー「FA-WRR1」
電波式ワイヤレスレシーバー「FA-WRR1」
電波式ワイヤレスレシーバー「FA-WRR1」使用例
マルチ端子用接続ケーブル「VMC-MM1」使用例