ニュース
エプソン、省スペースA4モデルなど2016年秋冬Colorio
設置面積をさらに縮小 A3対応機の新製品も
2016年9月1日 11:21
EP-879A
小型筐体と高機能の両立を図った染料6色インクのA4プリンター。発売時期は10月。価格はオープン。店頭予想価格は3万円台前半。カラーはレッド、ブラック、ホワイト。
紙送り機構やインクカートリッジのレイアウトを従来モデルから見直し、体積と接地面積の削減を実施。旧モデル「EP-808A」から横幅を約41mm減らしている。
プリント前の画像処理機能としては、写真の余白にEXIF情報を記載する「撮影情報付き印刷」や「余白・余黒印刷」などが利用できる。コピー画質も強化しており、背景色を除去してグラフや薄い網掛けなどを見やすくする機能を追加した。また、等高線のような細い線や文字の視認性も向上させている。
EP-879A専用の機能としては、SDメモリーカードUSBメモリといった外部のストレージに保存した写真を本体に挿入し、スマートフォンアプリ経由でプリントできる「Epson Photo Library」が利用可能。アプリ上からストレージ内の写真を選び、PCを使うことなくプリントできる。
無線/有線LAN、赤外線通信機能を搭載。給紙は前面及び背面。2.7型のタッチパネル式液晶モニターを搭載する。
EP-979A3
染料6色A3プリンター。発売時期は9月15日。価格はオープン。店頭予想価格は3万円台中盤。
コンセプトは「普段はA4、ときどきA3」。EP-879Aと同様に撮影情報付き印刷や余白・余黒印刷機能を備える。ユニークな機能としては、A3の原稿を二つ折りにして、表裏を順にコピーすることで画像を合成する「A3原稿二つ折りコピー機能」を搭載。PCなしでもコピー可能。
有線/無線LANや赤外線機能を備えるが、EP-879Aとは異なりNFCも使える。
また、メモリーカードスロットを搭載。給紙は前面及び背面。4.3型のタッチパネル式液晶モニターを備える。
EP-709A
6色染料インクを用いるA4プリンターのベーシックモデル。発売時期は9月15日。価格はオープン。店頭予想価格は1万円台中盤。
上位機種に搭載しているコピー時の背景色除去、文字や細線の強調機能を有する。メモリーカードスロットを備えるが有線LANは非搭載。NFCや背面給紙、自動両面印刷といった機能も省略している。