岡嶋和幸の「あとで買う」

1,872点目:「知っておくべき写真表現のいま」特集号

CEメディアハウス『Pen 2026年8月号』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

CEメディアハウス『Pen 2026年8月号』

本日はCEメディアハウスの雑誌『Pen』最新号です。1,382点目で現代アート特集の『Pen 2025年3月号』、1,466点目でカメラ特集の『Pen 2025年6月号』を紹介しましたが、今回の特集は「揺さぶる写真/杉本博司、森山大道、レバホン・ハンイェ――知っておくべき写真表現のいま」です。

杉本博司さんや森山大道さんはおなじみの巨匠ですが、レバホン・ハンイェさんについてはあまり知りません。南アフリカ出身のアーティストで、「世界のシーンを牽引する新時代の旗手」なのだそうです。

表紙写真は杉本博司さんの作品で、東京・竹橋にある東京国立近代美術館で現在『杉本博司 絶滅写真』という展覧会を開催中です。初期から現在までの銀塩作品約60点のほか、撮影や暗室での作業工程の覚書を記した未公開資料の「スギモトノート」も展示されているので見逃せません。今号でも「スギモトノート」について少し紹介されています。

ほかにも写真表現関連の見どころたくさんの最新号ですが、第2特集は腕時計なので個人的には永久保存版の1冊と言えます。

販売価格は990円で、Kindle版もあります。

1967年福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集『ディングル』『風と土』のほか著書多数。写真展も数多く開催している。日本写真協会(PSJ)、日本作例写真家協会(JSPA)会員。カメラグランプリ選考委員。