岡嶋和幸の「あとで買う」

1,545点目:カメラクーラーでオーバーヒート対策

浅沼商会「King カメラクーラーPFH-01」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

浅沼商会「King カメラクーラーPFH-01」

本日はカメラの冷却ファンです。1,524点目でUlanziの「CU01」を紹介したばかりですが、梅雨明けと同時に暑さマックスで、自分もカメラも大丈夫?という感じなのでもう1製品です。

炎天下で長時間撮影する予定があり、日傘を利用するなどカメラへの負担を軽減するべく工夫や努力は欠かせませんが、このような製品はオーバーヒート対策で有効といえるでしょう。

半導体冷却技術「ペルチェ式ユニット」と、ハイパワーかつ静音設計のファンを組み合わせた冷却システムで、発熱するカメラを冷やして負担軽減や画質低下を回避します。取り付けられるカメラは70×50mm以内のバリアングル液晶モニターを搭載した機種で、ワンタッチで取り外し可能なアタッチメントが付属しています。

アタッチメントが対応していない機種も付属バンドで取り付けられるようです。電源はUSB給電で、12〜30℃で冷却温度を設定可能。販売価格は7,800円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。