岡嶋和幸の「あとで買う」

1,487点目:日本の絶景を旅したい人のための地図帳

平凡社地図出版『日本を旅する大旅行地図帳 絶景編』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

平凡社地図出版『日本を旅する大旅行地図帳 絶景編』

子どものころから、いつか実現したい旅を地図を眺めながら妄想するのが好きです。近年は、執筆や画像処理などパソコン作業の息抜きで、気がつけばGoogle マップで世界中のあちこちに「行ってみたい」の緑の旗を立てています。でもやっぱり紙の地図帳のほうが自分には合っているようです。

本日のこの地図帳はより実践的な内容になっていて、見開きごとの都道府県地図と写真で、日本各地の絶景が紹介されています。作例写真の撮影旅行を計画するときに活用できそうです。

各都道府県の絶景エリアや、テーマ別の特集などもあり、ページをめくりながら頭の中でさまざまな旅を楽しめるでしょう。販売価格は2,640円で、Kindle版もあります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。