岡嶋和幸の「あとで買う」

1,417点目:日常の光景にもっと目を向けたくなる最新号

ミツバチワークス『GENIC|It’s my life. 暮らしの写真 vol.74』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ミツバチワークス『GENIC|It’s my life. 暮らしの写真 vol.74』

本日は『GENIC』の最新号です。「It’s my life. 暮らしの写真」と題した、これまでにない視点の特集記事が興味深いです。

私自身も自分の暮らしや自分だけの場所などに目を向けてシャッターを切っているつもりですが、でもどこかよそ行きの写真になりがちです。ほかの人が撮るような自然体の写真にはなかなかならないものですが、特集記事の中で何かヒントが見つけられるかもしれません。

表紙写真も担当している中川正子さんの「半径1kmにある幸せ」、部屋とそこに流れる時間を写した濱田英明さんの「My room and the time.」などいろいろ参考になりそうです。

個人的に1番気になるのは俳優の小関裕太さんの連載。第20回目の今回は、同じ所属事務所の堀田真由さんを撮り下ろしています。橋本愛さんの連載もありますよ。販売価格は1,870円です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。