岡嶋和幸の「あとで買う」

1,351点目:必要な機材にアクセスしやすいバックパック

クローム「NIKO CAMERA BACKPACK 3.0」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

クローム「NIKO CAMERA BACKPACK 3.0」

カメラ用品メーカーのバッグで好みのものが見つからないという人は、私のように普通のバッグにインナーケースを入れて使う方法もありますが、バックパックだとなかなかそうもいかない場合もあるでしょう。

カメラなど撮影機材を持ち運ぶために作られた製品がほかのメーカーでもラインアップされていたりするので、そちらに目を向けてみるのも良いかもしれません。

本日紹介する「クローム」は1995年創業で、米国のポートランドが拠点のメッセンジャーバッグなどのブランドです。自転車アパレルやシューズなども手掛けていて、ストリートを撮影するフォトグラファーやビデオグラファーのためのバッグも開発しています。

このバックパックは縦長のすっきりとしたデザインで必要十分な収納力。カメラやレンズには背面だけでなく両サイドからのアクセスも可能です。

15インチまでのノートPC用スリーブのほか、小物収納用のポケットなども充実しています。背面パッドはEVA製で、通気性と背負い心地も良いようです。撮影旅行用にもぴったり。販売価格は3万8,500円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。