岡嶋和幸の「あとで買う」

1,350点目:見たいページを開いてキープできるクリップ

サンスター文具「ウカンムリクリップ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

サンスター文具「ウカンムリクリップ」

81点目でブックスタンドを紹介しました。資料となる本をパソコンの前に広げて原稿を書くときに利用していますが、複数冊ある場合は困ってしまいます。ブックスタンドを複数台用意するのも現実的ではありません。

冊数が多いときはデスクの上だけでなく床に広げることもあります。付箋だといちいちページを開かなくてはならないのでストレスになり、作業効率が悪くなることも。そのようなときはこのクリップで解決です。

本の背表紙を避けて留められるので、分厚い本でも固定しやすいです。クリアタイプなら挟んでも文字が隠れず見えます。もっと早く出合えれば良かったです。

小さくて携行しやすい小型モデルの「ウカンムリクリップぷち」もラインアップされています。販売価格は通常サイズが540円前後、ぷちサイズが440円前後で、カラーバリエーションも豊富です。

写真展のとき、文鎮を置いて芳名帳のページを開きますが、代わりにこの製品で挟むほうが良さそうです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。