岡嶋和幸の「あとで買う」

1,328点目:プロの写真の見せ方が語られている最新号

ホビージャパン『Cameraholics Vol.12』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ホビージャパン『Cameraholics Vol.12』

雑誌や書籍は月曜日と決めているのですが、読みたい本が続々発売になっているので本日も取り上げたいと思います。1,144点目のほか何度も紹介している『Cameraholics』の最新号です。

ライカ色が濃いめで自分には関係ないと思われている人がいるかもしれませんが(それは私です)、そのようなことは全然ありません。ちょっと濃いめなだけです。「ライカQ3 43」がフィーチャーされているので、興味のある人は見逃せないでしょう。

また今号はプロが試したい製品で作品を撮り下ろす「写真家×写真家が試したい注目製品」と、写真の見せ方を語る「アウトプットの匠たち」が目玉のようです。渡部さとるさんと森谷修さんの写真の見せ方、とても気になります。表紙の誌名の右下に「マウントとるより写真とれ!」と書かれていて、まったくそのとおりですね。販売価格は3,300円で、Kindle版もあります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。