岡嶋和幸の「あとで買う」

1,144点目:新進気鋭の写真家にスポットを当てた最新号

ホビージャパン『Cameraholics Vol.11』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ホビージャパン『Cameraholics Vol.11』

カメラ・写真誌「カメラホリック」の最新号は本日発売です。販売価格は3,300円です。特集「写真家が推す写真家」は一流写真家が今注目する新進気鋭の写真家にスポットを当てた内容です。

誰が誰を推しているのかとても気になりますが、Amazonの商品ページには萩庭桂太さん、舞山秀一さん、渡部さとるさんのお名前が記載されていて、このお三方がそれぞれ誰に注目しているのかとても興味深いです。若い写真家が続々登場していて、写真展や写真集など発表されたときにはできるだけ目にするようにしていますが、それだけではないなか十分に網羅することができません。

このような企画は新しい才能や表現を知るのにとても良い機会です。そのほかハービー・山口さんと野村誠一さんの対談など、今号も盛りだくさんの内容で楽しみな1冊です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。