岡嶋和幸の「あとで買う」

1,329点目:カメラ雑誌の新年号はコタツのお供に最適

ブティック社『風景写真 2025年1・2月号』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ブティック社『風景写真 2025年1・2月号』

本日はカメラ雑誌の発売日です。隔月刊の『風景写真』の発売日でもあります。10年以上前に巻頭特集で、風景写真家の巨匠たちと一緒に作品を掲載いただいたことがあるのですが、読者からたくさん苦情が出たようで(想像です)、それっきり声がかからなくなりました。そんなことにはめげずにずっと愛読している雑誌です。

最新号は「冬絶景プレミア5」と題した特集で、5人の写真家がフィーチャーされています。寒いのが苦手な私も美しい作品群に見とれてしまうでしょう。販売価格は2,310円で、Kindle版もあります。ほかに『CAPA』、連載中の『デジタルカメラマガジン』『フォトコン』も2015年1月号ということで見逃せませんね。

せっかくだからまとめ買いをして、年末年始にじっくり読んでみてはいかがでしょうか。カメラ雑誌の数も減ったので、それほど大きな負担にならないと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。