岡嶋和幸の「あとで買う」

1,253点目:家庭用のカセットボンベで動く発電機

Honda「エネポ EU9iGB」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Honda「エネポ EU9iGB」

台風の影響など停電のときのためにカセットコンロを常備しています。カセットコンロ用のボンベも多めにストックしているのですが、使用期限があるので鍋などをやって定期的に新しいものに入れ替えています。

屋外での撮影で電源が必要なときや災害時などはポータブル電源も便利ですが、本日はカセットボンベを使用して電気を作ることができるユニークな製品です。

定格出力は900Wで、カセットボンベ2本で最長約2.2時間の連続運転が可能です。最大15Aまで使用できる100V用コンセントが2口あります。折りたたみ式のハンドルと車輪が搭載されているので楽に移動できます。販売価格は9万7,000円前後です。

カセットコンロとは異なり、マフラーから排気ガスが出るため屋内では使用できません。また、外気温5℃未満ではエンジンが始動しないこともあり、冬場は使えないかもしれませんね。動作音もあるし、やっぱりポータブル電源のほうが良いのでしょうか。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。