岡嶋和幸の「あとで買う」

1,165点目:写真やカメラで生きるジジイの老後を考える

winpy-jijii『いくつになっても遊び続ける ジジイのアウトドアノウハウ大全』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

winpy-jijii『いくつになっても遊び続ける ジジイのアウトドアノウハウ大全』

アラ還なので老後についていろいろ考えることが増えてきました。これまで以上に写真に専念するという目標もありますが、それだけで本当に良いのか? もっとほかを充実させることで写真生活のプラスになるのではと考えたりします。

でも若いころのように自由が利かなかったりするので、参考にするなら諸先輩方のノウハウが良さそう、ということで見つけたのが本書です。

これまで一度もちゃんとした職に就くことなくやってきたので、このまま遊び続けようというわけです。大切なのは「いくつになっても好奇心を持ち続けること」だと私も考えます。

キャンプ、料理、釣り、登山、自転車など好奇心の源となるものがいろいろ紹介されていますが、車中泊で全国を巡りながらそれらを楽しむのも良さそうです。

写真の行動力や表現力を高めるためのヒントがたくさん詰まっている本書は、たとえ実践できなくても好奇心を刺激してくれるでしょう。販売価格は1,760円で、Kindle版もあります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。