岡嶋和幸の「あとで買う」

1,119点目:細部までこだわりが感じられるマイク

Shure「MoveMic Two」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Shure「MoveMic Two」

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本連載でマイクを取り上げるのは久しぶりです。293点目ではゼンハイザーのガンマイク「MKE 400-II」を紹介しましたが、現在愛用しているのは126点目で紹介した「XS ワイヤレスデジタル」です。でも最近はあまり動画を撮らないので出番が少ないです。もし次に購入するとしたら、対談など2人での会話を収録できるよう、ワイヤレスマイクが2つ同時に使えるタイプが良いです。

805点目のAnkerの「AnkerWork M650 Wireless Microphone」はそれにぴったりで、缶バッジのようなデザインで遊び心もあります。でももっと本格的にと考えるなら、Shure(シュア)の「MoveMic Two」はぜひ選択肢に入れたいです。

名門ブランドということで安心感があり、物欲が刺激されます。非常にコンパクトである点も魅力的です。スマートフォンにダイレクトに接続でき、音質はとても好評のようです。「MoveMic Two」の販売価格は4万9,000円前後ですが、マイクが1つで良いのなら3万4,000円の「MoveMic One」も選べます。また、デジタルカメラで使用するためのMoveMic用ワイヤレス受信機「MoveMic Receiver」との受信機キットも用意されていて、販売価格は7万0,000円前後です。動画の仕事を増やそうかな。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。