岡嶋和幸の「あとで買う」

293点目:高音質の録音を実現する鋭い指向性のガンマイク

ゼンハイザーのオンカメラショットガンマイク「MKE 400-II」

私のAmazonのショッピングカートには、そのままレジに進むのではなく、「あとで買う」に移して様子見をしているアイテムが沢山あります。それらは値下がりなど何かのタイミングで購入するものもあれば、気持ちが覚めてしまって削除するものも……。この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、日々増え続ける私の「あとで買う」の中身をお届けします。いずれも購入前なので使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

ゼンハイザーのオンカメラショットガンマイク「MKE 400-II」

92点目でゼンハイザーのオンカメラマイクミニ「MKE 200」を取り上げましたが、そのときに選んだのは126点目のワイヤレスマイクでした。

今回は新しく登場したショットガンマイクです。MKE 200より全長と重量が約2倍となっていますが、それでも十分に軽量コンパクト。見た目も格好良くて、カメラによってはこちらの方が映えるかもしれません。2万5,000円前後と販売価格も約2倍ですが、マイク出力のみのシンプルなMKE 200に対し、MKE 400-IIにはローカットフィルターと感度(3段階)の切り替えスイッチ、ヘッドホン出力およびそのボリューム調整ボタンも備えるなどそのぶん機能が充実しています。スマートフォンクランプとマンフロットのミニ三脚を組み合わせたモバイルキットも用意されています。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。