岡嶋和幸の「あとで買う」

1,046点目:写真で生きるプロのこれまでとこれから

ミツバチワークス『GENIC|撮るという仕事 vol.70』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ミツバチワークス『GENIC|撮るという仕事 vol.70』

写真雑誌『GENIC』の最新号は「撮るという仕事」がテーマです。写真のプロといっても仕事の内容など多様化が進んでいます。プロになるための方法もさまざまです。

本書では第一線で活躍するフォトグラファーの現在までの道のりを紹介するほか、夢中になれるものを撮り続けている人、SNSを味方につけている人、1つのことだけにとらわれずに活動している人などを取り上げています。

アプローチの仕方などが1人1人違っていて、これからプロを目指す人のためのヒントなどがたくさん盛り込まれています。憧れの師匠の元で修行しているアシスタントの方々のインタビューも興味深いです。撮る以外の写真の仕事についても紹介されています。販売価格は1,870円です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。