岡嶋和幸の「あとで買う」

1,034点目:液晶表示で読み取りやすいデジタルノギス

シンワ測定「デジタルノギス 大文字2 150mm」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

シンワ測定「デジタルノギス 大文字2 150mm」

本日は測定工具です。講師を担当しているフォトスクールの修了展などでいろいろなギャラリーを利用しますが、その設営は基本的に自分たちで行います。

ピンやクギなどを壁に打ち込んで額装した作品を掛けますが、それらの太さには制限があります。太いものだと壁に残った穴が大きく目立つからです。ピンやクギを購入するときに太さを確認すれば良いのですが、Xフックに付属しているものなど記載されていない場合もあります。パッケージから出したピンやクギも何mmなのか判別できないことも。その測定にはノギスが必要です。

定規などシンワ測定の製品を多く愛用しているので検索すると、計測値をデジタル表示するタイプを見つけました。アナログ式より分かりやすく、最小読取値が0.01mmと精密で便利そうです。防塵防水やデータ転送機能付きなど20種類以上もラインアップされていますが、ここはシンプルに「デジタルノギス 大文字2 150mm」を選ぶことにしました。保管や持ち運びに便利なケース付きで販売価格は4,800円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。