岡嶋和幸の「あとで買う」

1,005点目:滑り止めと指出しで操作しやすい撮影用手袋

KANI「Shooting Gloves II」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

KANI「Shooting Gloves II」

冬の撮影では手を出していると寒く、カメラも冷たいので指先がかじかんでうまく操作ができないことがあります。でも手袋を装着するとボタンやダイヤルなどの操作がしづらくなることも。そこで979点目でインナーとアウターがセットになったSWANYの製品を紹介しましたが、今回はKANIの撮影用グローブです。

この「Shooting Gloves II」は手のひらだけでなく5本指すべてに滑り止め加工が施されているほか、親指と人差し指は指出しが可能なので、うまく使い分けることでカメラやレンズの操作がしやすくなるでしょう。手首の部分は長めになっていて、袖口からの風の吹き込みを防ぐことができます。色はブラックのみですが、シンプルなデザインも好印象です。S、M、Lの3サイズが選べ、販売価格は3,600円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。