岡嶋和幸の「あとで買う」

998点目:クリップタイプのマスキングテープカッター

コクヨ「カルカット」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

コクヨ「カルカット」

写真展の設営のときなどマスキングテープを使う機会は多いです。でも手ではうまく切れないし、ハサミを使うのも面倒。パーマセルテープのようにもう少し使い勝手が良いとうれしいのですが、写真に限らずいろいろな用途で使うことがあるのでマスキングテープは欠かせない存在です。

ところがネットでちょっとした調べものをしているときに、この製品のことを知りました。マスキングテープに挟むだけで使えるクリップタイプのテープカッターです。簡単に付け替えられて、切り口もきれい。サイズは10〜15mm幅用と20〜25mm幅用の2種類。どちらもカラーバリエーションは6色で、マスキングテープの色に合わせて使い分けるのも良いでしょう。販売価格は360円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。