岡嶋和幸の「あとで買う」

928点目:大切な機材の持ち運びに使いやすいケース

エツミ「キルティングケースⅡ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

エツミ「キルティングケースⅡ」

カメラバッグ以外の方法でカメラやレンズを持ち運ぶとき、学生時代から愛用しているのがキルティング加工が施されたケースです。いろいろなメーカーから発売されていますが、最近のお気に入りはエツミのこの製品です。

MとLの2サイズがラインアップされていて、販売価格は前者は1,500円前後、後者は2,000円前後です。撮影中にカメラやレンズの出し入れが多いときは中仕切りのあるバッグを使いますが、そのぶん収納力が少し落ちてしまいます。

スタジオ撮影など現場でテーブルなどに機材を広げられるときは、キルティングケースに1台ずつ入れて、中仕切りを取り外したバッグに詰め込んで持ち運んでいます。レンズなどの収納には「キルティングポーチⅡ」も便利で、こちらはS、M、Lの3サイズがラインアップされています。ケースとポーチはどちらもブラックのみなので、カラーバリエーションがあるとうれしいです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。