岡嶋和幸の「あとで買う」

900点目:遮光カーテンで自宅がシアターやスタジオに早変わり

エツミ「暗室用遮光カーテンⅡ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

エツミ「暗室用遮光カーテンⅡ」

今回は塩化ビニール製の遮光カーテンです。仕事場でフィルムの現像やプリントを行うときに設置して暗室作業を行っています。

サイズは幅と丈が異なる6種類から選べます。販売価格は幅1m×丈1mの一番小さいタイプが3,200円前後、幅4m×丈2mの一番大きいタイプが14,400円前後です。以前はもっと選択肢があったのですが、ほかは浅沼商会のKingブランドの製品くらいになってしまいました。

製品名は「暗室用」となっていますが、外から差し込む光を遮って部屋を暗くし、液晶プロジェクターで映像を投影したり、ライティングを行って撮影するときにも利用できます。窓や入口などに吊すだけで、一般的なカーテンよりもしっかり遮光できて便利です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。