岡嶋和幸の「あとで買う」

847点目:カメラをしっかりグリップできるハンドストラップ

ピークデザイン「マイクロクラッチ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ピークデザイン「マイクロクラッチ」

愛用のRICOH GRには、144点目で紹介したインダストリアの「GRフィンガーストラップ」が最適だと思っているのですが、ピークデザイン好きとしましては、新しく登場したこの製品も見逃せません。プレート形状はL型とI型の2タイプあり、販売価格はどちらも1万1,000円前後です。

RICOH GRはIプレートが適応するようです。ベースプレートに厚みがあるためコンパクトさが少し損なわれてますが、ストラップの長さが調節できるため、自分の手に合った握りやすいサイズにすることで、より安定してグリップできそうです。吸湿発散性の高いマイクロファイバーを使用している点も良いですね。

ミラーレスカメラもネックストラップを手首に巻いて撮影することが多いので、Lプレートのほうも一度試してみたい感じです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。