岡嶋和幸の「あとで買う」

846点目:額装作品などの運搬で活躍するキャリングバッグ

「LUCE 額縁キャリートートバッグ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

「LUCE 額縁キャリートートバッグ」

写真展の準備などで額装した作品を持ち運ぶときに便利なバッグは195点目679点目でも紹介しましたが、今回はケンコー・トキナーの製品です。これらのタイプのバッグは、制作を依頼した額装やブックマットを受け取るときや、ワークショップなどでそれらの作品を見てもらうときにも役立っています。

私は作品の大きさや数量などによって複数のサイズを使い分けていますが、初めて購入する人は、よく持ち運ぶ作品よりひと回り大きいものを選ぶと良いでしょう。

この製品は箱に入った「Kenko画廊 半切サイズ」が2枚収納できる大きさで、販売価格は3,700円前後です。ほかにも大判の写真集や、プリントのワークショップなどでインクジェット用紙を持ち運ぶときなど、これくらいの大きさのバッグが1つあると何かと便利です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。