岡嶋和幸の「あとで買う」

780点目:カメラを回転させて縦横を切り替えられるアイテム

FALCAM「水平垂直サークルハーフケージ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

FALCAM「水平垂直サークルハーフケージ」

748点目でFALCAMのバックルやストラップを紹介しましたが、今回はカメラケージです。カメラケージといってもボディをぐるっと取り囲むものではなく、マウントを中心に外部ハンドルやマイクなどの機器を取り付けるられるようになるタイプです。ソニーEマウント対応の製品なのですが、個人的には三脚を使った通常の撮影で、横位置と縦位置をスムーズに切り替えられるだけでもうれしいと思いました。

似たような製品はほかにもありますが、望遠レンズの三脚座のように三脚に固定した状態のままくるっと回転させることができます。レンズの光軸を変えることなく素早く切り替えられるので、三脚の雲台で横位置と縦位置を変更するより断然使いやすくて便利です。販売価格は1万2,500円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。