岡嶋和幸の「あとで買う」

659点目:古いカメラやレンズを自分でメンテナンス

ジャパンホビーツール「ジャンクカメラ用コンパス」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ジャパンホビーツール「ジャンクカメラ用コンパス」

ジャパンホビーツールの取り扱い製品の中にはカメラのメンテナンス用品などもあります。カメラやレンズなどの修理は基本的にプロにお任せですが、暗室で使用する引き伸ばしレンズが最近緩くなっていて、それくらいは自分で締めようということで必要なのがこの製品です。販売価格は4,400円前後です。

“ジャンク用”というネーミングがちょっと気になるのですが、オールドレンズなどのメンテナンスを自分で行われる方もいるのでしょう。その解説動画があるのですが、見ている分には楽しそうです。でも今回の私の用途では「カメラオープナー」という製品のほうが良いのかもしれません。

628点目で精密ドライバーを紹介しましたが、それらもカメラ修理用としてサイズ別に用意されています。レンズフィルターレンチもあり、硬くて取り外せないときのために備えておくと便利でしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。