岡嶋和幸の「あとで買う」

608点目:手作りの本革ケースで愛機をドレスアップ

TP OriginalのNikon F2用ボディケース

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

TP OriginalのNikon F2用ボディケース

愛機にこのようなものを着せたら赤城耕一さんにイエローカードを提示されそうですが、緑色の革製品が好きな私は思わす欲しくなりました。全て手作りとのことで、そういうのにも弱いのです。

ケースは邪道とバカにされそうですが、ドレスアップはもちろん、何かにぶつけてボディの角を凹ませたり、底面が擦れたりしないようにガードすることができます。フィルム交換のときはケースを外さなければなりませんが、いつものんびり撮影を楽しんでいるのでそれくらいは問題なしです。販売価格は6,000円前後で、サンディブラウン、ダークブラウン、緑、赤茶、黒の5色が選べます。

「TP Original」というブランドの製品なのですが、Nikon F2に限らず他のフィルムカメラや、最新のデジタルカメラのものまでラインアップされています。興味のある人は愛機に対応するケースがないか探してみてください。好みもありますから、たとえ見つけられても欲しくなるとは限らないと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。