岡嶋和幸の「あとで買う」

483点目:撮ったり飾ったり楽しめそうなフィルムカメラ

コダック「KODAK Film Camera i60」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

コダック「KODAK Film Camera i60」

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当初は9月上旬発売とアナウンスされていたコダックブランドのこのフィルムカメラですが、少し早まって本日発売です。販売価格は7,600円前後で、コダックイエローとベリーペリの2色が選べます。どちらも好きな色なので悩ましいです。

レンズは1枚構成の31mm、絞りはF10、シャッター速度は1/125秒固定で、撮影距離は1mから無限遠です。ビューファインダーの視野率は70%で、手動ポップアップ式の内蔵フラッシュを搭載しています。

468点目で紹介したコダックの「EKTAR H35」とは少し違ったクラシックなイメージで、コロッとしたオモチャっぽい感じが可愛いです。キャビネットの上に飾るなど、撮影で使わないときはインテリア小物としても楽しめそうです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。